密度勾配遠心分離法を用いて犬の精子の性別を分離する技術は有効ではない。
動物生殖科学
. 2018 Dec:199:84-92.
イヌの密度勾配遠心分離による精子の性決定
精子はPercoll®またはFicollの勾配を用いて分離した。
X染色体とY染色体を含む精子の割合をqPCRで評価した。
フィコール勾配を使用することで、遠心分離後の精子の質が最も高くなった。
いずれの方法を用いても、X染色体またはY染色体を含む精子の増強は見られなかった。
Percoll® 54.8±1.9に対し、45.2±1.9。
Nycodenz®と併用したPercoll®は53.2±2.0であったのに対し、Nycodenz®は46.8±2.0であった。
フィコール 55.0±1.5に対し45.0±1.5
はそれぞれX染色体とY染色体を含む細胞の割合である。
密度勾配を用いて犬の精子の性別を判定する技術は、商業的応用には有効ではなかった。